埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 731
■ 種類 学会発表
■ タイトル 水試料におけるPFOS、PFOA及びそれらの前駆物質の分析方法の検討
Study on analytical method of PFOS, PFOA and their precursors in water
■ 著者 茂木守  Mamoru Motegi  埼玉県環境科学国際センター
細野繁雄  Shigeo Hosono  埼玉県環境科学国際センター
野尻喜好  Kiyoshi Nojiri  埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)日本環境化学会
■ 出版年 2009
■ 誌名・巻・号・年 第18回環境化学討論会講演要旨集、pp532-533、平成21年6月9日
■ 抄録・要旨 埼玉県内の河川水からは、比較的濃度の高いペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)が検出される。この原因を明らかにするには、それらの物質の前駆物質を含めた調査が必要である。そこで、PFOSとその前駆物質(N-EtFOSE、N-MeFOSE、N-EtFOSAA、N-MeFOSAA、PFOSAA、N-EtFOSA、N-MeFOSA、PFOSA、PFOSi)及びPFOAとその前駆物質(8:2FTCA、8:2FTUCA)について、LC/MSを用いた同時分析法を検討した。各物質の装置及び分析方法の検出下限は、それぞれ0.0001〜0.03ng、0.1〜3ng/Lであった。また、サロゲート物質の添加回収率は、74〜127%であった。N-EtFOSE、N-MeFOSE、N-EtFOSA、N-MeFOSAの回収率は、水試料が接触した容器や器具をメタノール洗浄することによって大幅に向上した。固相抽出時における、N-EtFOSA、N-MeFOSAの回収率は、pH3、pH6よりもpH9で高かった。
■ キーワード ペルフルオロオクタンスルホン酸、ペルフルオロオクタン酸、前駆物質、水質分析、LC/MS

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